ザ ハリウッド

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『ザ ハリウッド』観てきました!最低!
さあ、未体験ゾーンの映画たち2本目の鑑賞にして(おそらく)一番の外れくじを引きましたよ!

書き出しからもお分かりの通り、今回の記事では、きっとかなりの罵詈雑言が飛び交うかと思います。
この映画が好きな方が読んだら、まず不快になってしまうと思うのでご了承くださいね・・
想像に任せたdisが盛りだくさんの記事となってしまいました・・・

5点
(男性陣の裸体の美しさを評価して)

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お騒がせセレブとして話題を集め続けるリンジー・ローハンが、初のフルヌードと大胆なベッドシーンに挑んだエロティックサスペンス。映画プロデューサーのクリスチャンと一緒に暮らす女性タラは、歪んだ性癖を持つ彼との生活に不安を抱いていた。そんな折、タラは元恋人ライアンと再会を果たす。タラとライアンは、かつてともに俳優としての成功を夢見ながら愛し合っていた。2人は密会を重ねるようになるが、嫉妬深いクリスチャンが気づいたことから悲劇が幕を開ける。監督は「タクシードライバー」「レイジング・ブル」の脚本などで知られるポール・シュレイダー。
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いやあ、これはどうなんでしょうな・・・
どこから書いていけば良いのか悩んでしまっているので、今回はいつもとは構成を変えてしまって、ノれなかった理由を改めて振り返ってみようと思います。

とはいえ、ストーリーはいつものごとく紹介しよう・・・・思いましたが
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映画プロデューサーのクリスチャンと一緒に暮らす女性タラは、歪んだ性癖を持つ彼との生活に不安を抱いていた。そんな折、タラは元恋人ライアンと再会を果たす。タラとライアンは、かつてともに俳優としての成功を夢見ながら愛し合っていた。2人は密会を重ねるようになるが、嫉妬深いクリスチャンが気づいたことから悲劇が幕を開ける。
——
という部分で8割方の説明は済んでいるかと思うので割愛。
ちなみに歪んだ性癖というのは、ネットで知り合った他人を家(さながらバイオ技術研究所のようなハリウッド的超現代家屋)に招き、自身の彼女(リンジー・ローハン)とセックスさせるという性癖。
 
 
気にくわなかったところノれなかった理由

①初のフルヌードと大胆なベッドシーン
スクリーンショット 2014-01-24 12.44.09
などと銘打っておきながら、全くもって大胆ではない!
「俺たちは過激なことをやってますよ、ハリウッドで。」という制作者の顔が透けて見える!唾棄!
フォロワーの方がつぶやかれていましたが、リンジー・ローハンが脱いだところで「誰得ヌード」ですよ。
しかも肝心のセックスシーンの描写はヌルい。
ゲイの映画監督が主演俳優のチンコをしゃぶるシーンなんて、一切映さないですし・・・(雄々しいさまが見たいというわけでは無いですが)

②映画そのものに対する不誠実さ
スクリーンショット 2014-01-24 12.41.56
映画は、寂れた映画館・観客のはいっていない客席を映した数カットから始まる。
この時点で怪しい気はしていたのですが、観続けているうちにそれが確信に。
(物語の本質は、男の自身の空虚さへの気づきではあるものの、それを埋め尽くす要素である)「映画界の実情ってこんななんすよー?!」ってことを「映画」を使って描くという自己矛盾。
最初の数カット、さびれちゃった映画館は、映画界の実情がこんなだからなんですよ。と解釈をするとしても、それは「その映画界に居るお前が何を言うてるの!」と、突っ込みどころ満載。
この内情暴露のしょぼさを見ると、改めて『何がジェーンに起こったか』の名作っぷりを痛感しました。

③リアリティの欠如
スクリーンショット 2014-01-24 12.44.26
恋愛の憎悪に金や名誉も絡んでくる、それがねじれて人を殺めるという流れも、そこにいたる過程が、動機としては弱く、リアリティが無い。
その非現実感こそがハリウッドなのだ!!!と言われてしまうとどうしようもないですけどね。

④ラストカットのどうしようもないかっこ悪さ
画像がなかったので文章で説明すると、ラストカットは自身の空虚に感づいた(もしくはようやく対峙した)男がカメラを見つめて終わりというものなんですが、(さらっとネタバレ)
これもあれなんですよね。かっこつけた終わりをしようとして、まったくイケてない。
カメラ見つめオチは、きっと『大人は判ってくれない』にある程度目配せをしてのものなんでしょうが、まったく重みが違うんですよ。
『大人は判ってくれない』は、海に行き着いてこれ以上逃げることができないことを悟った“現在”と、そこまで逃げてきた“過去”と、今後のドワネルの“未来”までを、カメラを見つめるラストカットで表現しているからしびれるわけで、今作のそれは、ただただバカな男がバカ加減に気づいただけであって、そんなもんで観客が納得するはずは俺は絶対に納得しない!
 
 
虚飾による空虚を描いた作品というと、最近だとクローネンバーグによる『コズモポリス』を連想するんですが、あちらはしっかりと空洞を描けていたなあと感じます。(公開当時は残念な気持ちになってたけど、振り返ってみると良くできている!こういうのも「いい映画」のひとつの評価基準だと気づかされました。)

そして、ハリウッドの空虚とその周縁の由無し事表現としては「GTA V」が圧巻。マイケルを自分で操作していた方がよっぽど実感をもって空虚を感じられる。

フォロワーの方もこの通りの感想でした・・・

まさしくその通りだと思います・・・

でも!
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かの有名なポルノスター、ジェームズディーンは素晴らしかったですよ。
役者としてもやっていけるんじゃないでしょうか!彼の裸はもっと見ていたかった!

何はともあれ、未体験ゾーンの映画たち2014を全制覇しようと思っている人以外にはオススメしません!!!

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