ゼログラビティ

ゼログラビティ
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59点

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「トゥモロー・ワールド」「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン監督が、宇宙空間に投げ出されてしまった宇宙飛行士たちの極限的状況を最新VFXと3D技術を駆使して描いたSFドラマ。スペースシャトルのメディカル・エンジニア、ストーン博士とベテラン宇宙飛行士のマットは、船外作業をしていたところで予想外の事故に遭い、宇宙空間に放り出されてしまう。空気も残りわずかで地球との交信手段も断たれ、たった1本のロープでつながっているだけの2人は、絶望的な状況の中から生還を目指すが……。ストーン博士役にサンドラ・ブロック、マット役にジョージ・クルーニー。撮影は「トゥモロー・ワールド」も担当した名匠エマニュエル・ルベツキ。脚本はキュアロン監督と、監督の息子ホナス・キュアロンによる。
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ゼログラビティ観てきました。
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このgifかわいい!

公開直後ということもあって、今回は致命的なネタバレには触れず書きますね。

いやー、アメリカでの評価がYAVAYとか、評論家の方々が口を揃えて「必見!」と言うたりだとか、その惜しげもないマーケティングにまんまと乗っかって公開1日後というスピード感で鑑賞。

どうせ観るならIMAX 3Dかなー、でもそうしたら混んでるだろうなーと悩みながら、結局自宅から徒歩圏内のイオンシネマ板橋に。
ここはいつもガラガラ映画館なのです。

いや、でも、これほどまでのゼログラビティの押されっぷりを考えると、もしかするとイオンシネマ板橋ですらも結構な混雑具合になるんじゃないか?といった懸念もありました。
杞憂!
観客は4割くらいしか埋まってませんでした。
これぞ板橋クオリティだ!!!

ちなみにはじめて、クリップオンスタイルの3Dグラスを使いました。こりゃ便利。
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さて、本題。
こ、これは映画なのか?!
まあストーリーもあるし、映画館で上映かかってるし、映画であることは間違いないんでしょうけど、そういった大前提を考慮した上で
これは映画なのか?!
というのが、観終えて真っ先に感じたこと。

なんというか、3D映画には、三種類あると思ってまして
一つが、とりあえず時代の流れに乗っかって(新しい技術を使いたくて)3Dを取り入れた映画
(例)ヒューゴの不思議な発明パイレーツオブカリビアン
二つ目が、3Dの効果を演出として取り入れた映画
(例)パシフィックリムフラッシュバックメモリーズ3D
そして三つ目が、アトラクションとして楽しませるために3Dを用いた映画
(例)ウォーキングwithダイナソー

この極私的3D映画三大潮流のうち、ゼログラビティがあてはまるのは、三つ目に挙げたアトラクションとして楽しませるために3Dを用いた映画だと思うんですよ。
とすると、そういう3Dの楽しみ方って、別に映画じゃなくても良くね?とか面倒くさいことを考えてしまうんですねー、私は。
だって「3D」としては、絶対ディズニーランドで体験するクオリティに敵わないし!

と、ここまで読んでいると、
否定派の意見に聞こえてしまうかもしれませんが、否定派というわけでもないんですよ

ということで
よかったところ
◯3D!きれい!すごい!
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この画像じゃ伝わらないのですが・・・
今まで書いてきたことをひっくり返すようですが、3Dによる宇宙表現はすごい。確かに革新的。(だけど俺の求めている映画におけるフレッシュなビジュアルというわけではなかった。この辺りは趣味嗜好の問題ですかね)

◯フレッシュ!を感じられる3D表現
宇宙で漂流したサンドラブロックを一人称視点で描く場面。慌てて呼吸することによって、ヘルメット部分の内側が曇っている。それを3Dでレイヤーを分けて、見せることで、俺自身があたかも宇宙空間にいるかのような感覚に!巧みな3D表現!

◯構成の巧みさ
ラストを除いて、宇宙空間以外を映さない+一人称視点の使い方によって、観客がサンドラブロックに感情を移入、自身も宇宙空間にいるかのように感じさせるための巧みな構成!

◯サンドラブロックの肢体の美しさ!
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宇宙服を脱いだ瞬間のサンドラブロックの肢体、健康的でとても美しい・・・
それを舐めるように撮ってくれるキュアロン監督は素敵!
 
 
よくなかったところ
×物語がつまらん!なにもフレッシュでない!
「いよっ!ハリウッド!」と思わず合いの手を入れたくなるくらい、なんの驚きもないストーリーでした。
(パンフレットの町山さんのテキストを読んでなるほどなと思う部分はあり)

×音楽の仰々しさ!なにもフレッシュでない!
「いよっ!ハリウッド!」と思わず合いの手を入れたくなるくらい、ハリウッドらしく仰々しい音楽が挿入されます。その度に気持ちが萎えていく・・・

×サンドラブロックの成長が腑に落ちない&感情が理解できない
例えば、仲間の死に対面してから、それについては何も引きずらず、目の前の困難に立ち向かい続ける主人公。
まあ、宇宙飛行士だから、そういった非常時の心構えも超人級なのかもしれませんね。
ただ、一般人としては、あのサンドラブロックの心情は理解しがたい。

×(内容とは関係ないですが)邦題が最低!!!
これは声を大にして言いたい。何を思ってゼログラビティという謎タイトルをつけたのか。
ラストを見りゃ、赤ちゃんでも原題が「GRAVITY」である理由がわかるでしょう!
 
 
 
いつもに比べ、よかったところ、よくなかったところの数、文字量が多くなってしまった・・・
まあ、それだけよかったところとよくなかったところを沢山感じたということでしょうね。
そして良かったのは、ほとんどが3Dのビジュアル面。
はじめの文章に立ち返ってしまいますが、
「3Dのビジュアルが良い」ことが評価につながっているのであれば、それは映画としての評価に直結するのか?!
と・・・観終えて1時間と少し。今の段階ではこういった印象です。
やっぱり僕は3D映画にあまり魅力を感じないんだよなぁぁぁぁぁぁぁ・・・
こう、懐かしさに負ける新しさだと思ってしまうのですよおぉぉぉぉぉぉ・・・
俺の頭が古いだけなのかなぁぁぁぁぁぁぁ・・・
 
 
 
ちなみにパンフレットは800円と、ちょっと高めですが48Pの大ボリュームでおすすめ。
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宇宙に行ったことある人でなければ共感できないことを平気で発言していてアツい!!!
 
 
さて、一気に話が変わってしまうのですが・・・
つい先日、先輩と飲んでいる時、
店内BGMとして、マイケルジャクソンのスリラーだったか、Beat Itだったかが流れ出したんですね。
すると、後ろで飲んでいた女性集団が急に立ち上がって、完璧なダンスを繰り広げ始めまして。
「なんじゃ!フラッシュモブか!ついに遭遇したのか!」と思ったのですが、その後の展開は何もないので、そういうわけでは無さそう。
気になったので、「あなた方は急に踊り始めて!一体なんの集団なんだ!」と声をかけてみると“TtMJ”という、マイケルジャクソンの音楽とダンスへの貢献に敬意を表すと同時に、
いかに偉大な人物であったかを、一人でも多くの人達に知ってもらうことを趣旨とした団体の忘年会だったとのこと。
そういう謎の出会いもありましたので、最後はこれで締めますね!(無理やり!)

映画「ゼログラビティ」の3Dのすごさは、マイケルジャクソンのゼログラビティを始めて見たときばりの衝撃!
うーん、おすすめです!

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